「どれだけお客様の立場に
なれるかどうか」が、
営業担当としての腕の見せどころ
埼玉支店 営業三課
2017年入社|群馬県出身
友人や教授からのアドバイスがきっかけで、
研究職から営業職志望に
大学院で生命科学の研究をしていた私は、就職活動を始めた当初、自分が研究した事が形として残る物を作りたいという夢が有り、研究・開発職を志望していました。しかし、同じ専攻の同級生たちと自分を比べると、何かひとつのことを突き詰めたり、緻密な作業をしたりすることがそれほど得意ではないと感じるようになっていったんです。そんなとき、友人や教授から「Mは営業向きの性格だよね」「外に出て行く仕事が合っていると思うよ」とアドバイスをもらったことがきっかけで、営業職を視野に入れるようになりました。
「営業職として働くならこの会社がいい!」と真っ先に頭に思い浮かんだのは、高信化学でした。実は知人が高信化学に勤めていたため、会社の存在は以前から知っていたんです。さらに、その知人が僕の通っている大学院に出入りしている高信化学の社員の方を紹介してくれて、キャンパスで会ったら時々話をしていたため、会社に対して親近感が湧いている状態で選考に臨みました。
インターンシップを通じて営業担当とお客様との関係性の良好さに魅力を感じ、入社を決意
入社の決め手となったのは、インターンシップ。先輩社員のみなさんがとても優しく、ざっくばらんに話をすることができ、「こんな職場だったら楽しく働けそうだ」と感じました。さらに、大学や食品メーカーといったお客様との商談に営業同行させてもらったときには、高信化学の営業担当とお客様との関係性の良さを目の当たりにしました。会話の様子からお互いを信頼し合っている様子が伝わり、入社意欲がより一層高まりました。
活気あふれる埼玉支店で
製薬企業への提案活動を担当中
高信化学に入社後は埼玉支店営業三課に配属され、熊谷・深谷といったエリアを担当することになりました。埼玉支店は20代半ば〜30代の社員が多いのが特徴で、とても活気があって和気あいあいとした雰囲気です。おしゃべり好きばかりなので騒がしいときもありますが、お客様の課題解決や課の目標達成のために能動的に考えて全力で動ける、「やるときはやる」タイプが多いんですよ。
私の担当しているお客様の多くは製薬企業で、主に薬やワクチンなどの製造に使用される原材料・間接部材、成分を分析するための分析装置や、分析に使用する試薬、消耗品などをご提案しています。営業職と聞くと、手当たり次第飛び込みや電話がけなどをして新規開拓するイメージがあるかもしれませんが、高信化学の営業はすでに取引実績のあるお客様先を訪問するルート営業がほとんどです。新規営業に対して何となく苦手意識や大変そうという先入観を持っている方はご安心ください!
今でも忘れられない
お客様からの褒め言葉
「新たに市場に出回る予定の薬を出荷するために、国外の本社と同じ品質試験用の分析装置を購入しなければならないけれど、日本で納期に間に合うようにどのように調達すれば良いか分からず困っているんです…」
以前、担当を引き継いで間もない外資系の製薬企業のお客様からこんなご相談をいただきました。もしも納品ができなければ、薬を出荷することができず、この商品を必要としている方々への提供が遅れてしまう…。そこで、私はまずお客様からより詳しい事情をヒアリングし、お客様と同じ立場になって必死で仕入れ先のメーカーと交渉を重ねました。そして、納品に向けて綿密なスケジューリングを行い、発注期日や装置の受け入れ環境の整え方などをお客様にご提案しました。
その結果、納期を早めてもらうことができ、装置納入後はお客様のネットワーク環境に合わせた細かな仕様調整や正常に作動するかどうかの検証を実施した上で、無事に希望の稼働開始日に間に合わせることができたんです。「Mさんがいてくれて本当に良かったよ、ありがとう!」というお客様からの感謝の言葉は、今でも忘れられません。
この出来事がきっかけでお客様との距離が一気に縮まり、何か新しい相談があるときは複数の会社に声をかけるのではなく、真っ先に僕に相談してくださるようになりました。
「この商品に携わっているんだよ」と
我が子に自慢できる仕事がしたい
現在は製薬企業のお客様を担当していますが、人の命や健康に役立つ仕事を通じて日々責任感ややりがいを感じることができています。その上で、今後新たにチャレンジをしてみたいと密かに思っているのは、コンビニやスーパーで売られている(もしくは広く一般的に売られている)ような商品の成分表示に記載される、原料の提案・販売をすることです。
実は、高信化学に入社した理由のひとつが「自分が提案・納品したモノが、成分表示に記載されていたらロマンがあるなぁ」と思ったからなんです。研究・開発職は諦めましたが、自分の提案・販売したモノが、世の中に出回る製品を作り上げている一部になっていると思うと、学生時代に思い描いていた夢を別の形で叶えられる気がします。現在我が家にはまだ小さい子どもがいるのですが、この子が育ったときに一緒にお店に行って、「この商品にはお父さんが携わっているんだよ」と自慢できるような仕事ができたら嬉しいですね。
ある日のスケジュール
- 8:30メールチェック、前日の残務処理、当日のスケジュール確認、掃除など。
- 9:00見積をはじめとするお客様からのお問い合わせ(メール、電話)に対応、社内連絡事項の共有など。
- 10:00ピッキングや提案商材のカタログ選定など準備を行い、出発。お客様先へは車で30分圏内で移動可能。
- 11:00商談(新製品のご提案)
- 12:00昼食、休憩、移動
- 14:00商談(メーカー同行)
- 16:00帰社後、メール返信や見積作成、商品調査などを行う。
- 18:30退社